アヒトです。
たまーに、ディナポリチャートを使ってみたりしています。
個人的には「えいっ!」というタイミングをつかむときに有効だったり、スキャルピングをするうえで踏ん切りのようなものを与えてくれるエントリー要素の一つとして使っています。
SMA(単純移動平均)をシフト(表示位置をずらす)することでチャートの先行きを可視化したものになります。先行きを予測するといっても当然テクニカルなので過去のチャートの値動きを指数化しただけにすぎませんので、従来通り過信禁物という考え方は変わりません。
具体的には下記の設定でMAを表示することになります。
- 3×3DMA(期間:3、シフト:3、メソッド:シンプル)
- 7×5DMA(期間:7、シフト:5、メソッド:シンプル)
- 25×5DMA(期間:25、シフト:5、メソッド:シンプル)
使い方
該当時間足において、トレンド方向への順張りに使う感じです。
3×3DMAは、「7×5DMA、25×5DMA」と比較してトレンド方向に伸びている時に3×3DMAの押し目として使います。(ディナポリさんはフィボナッチエクスパンションと組み合わせて使うそうです)
7×5DMAは、3×3DMAとのデッドクロスにおいて上位時間軸でのトレンドに対する押し目として使います。ただし、デッドクロス自体はなんのエントリーポイントになるものではなく、プライスアクションやお好きなエントリーポイントを待つのが良いです。(エントリー判断はなんでも良かったりします)
25×5DMAは、比較的長期の判断に使います。ただし、これはMTF分析(上位足の環境認識)してればあまり使わないかもという感じはします。
繰り返しになりますがテクニカルは過去のチャートを指標化したものにすぎないので、「どう動くか(未来)」ではなく「どう動いたか(過去)」になります。この過去の動きをもとに未来のシナリオを立てることが重要になります。当然、外れることもありますよね。
ツールとしては便利なディナポリ・チャートでした。
では