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EA(ExpertAdviser)のメリットと作成ポイント

  • 2020年9月20日
  • 2020年9月30日
  • EA報告


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EA(ExpertAdviser)の作成ポイント

みなさんは、EAを作成する際に何から考えますか?

自分の取引のルールを思い出しトレースする形で作成する人

取引公開しているトレーダー方の手法をトレースし作成する人

証券会社の自動売買システムの説明を見て作成する人

さまざまだと思います。

僕は自動売買ならではの強みを生かした組み立てを基本としています。

以前、少しだけ記載しましたがもう少し具体的に記載したいと思います。

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ところで自動売買の強みとは

自動売買の強みは3つあると考えています。

  • 事前に決まった基準で動く(確実なルール遵守)
  • 24時間チャートを監視できる
  • 過去の歴史(チャート)をすべて織り込むことができる

 

強みを生かしてEA設計した場合に僕が行き着いた設計方針は、

過去取引に基づいて勝率が高いタイミングで確実に売買するように設計する。

それでは、強みごとに組み込むべきポイントを個々の強みごとに説明していきます。

事前に決まった基準で動く(確実なルールの遵守)

僕は証券会社の中の人であった経験があり、ひとつの事実を知っています。

みなさんも直感的にはご存知だと思いますが、個人投資家と呼ばれる一般の投資家の9割弱の人が負けているという事実です。

そして、ふたつめの事実は、なんとデモ口座では7割以上の人が勝っているという事実です。

この事実からデモとリアルで変わらない判断ができれば利益がのる可能性が高くなるということです。

デモ取引は、基本的には取引ツールの使い方を習熟していただくために開放されており直感的に売り買いをします。

このとき個人投資家の方は、直感的とはいえ利益が乗るように売買することが多いです。

ポイント①:直感的で且つシンプルな取引ルールとする

基本的に上がっているときに買い、下がっているときに売ります。
また、安いときに買い、高いときに売ります。

24時間チャートを監視できる

チャートを見るのは楽しいと感じる方も24時間見続けることはできませんよね。

直前のローソク足(1分、5分、30分、1時間)を数本~数十本を分析することで未来のチャートの動きを予測します。

それは、チャートの瞬きごとに判断を繰り返すことになります。見続けるのは難しいですよね。

FXでは、「オセアニア時間」「日本時間」「欧州時間」「ニューヨーク時間」と世界中の市場が開いている時間に応じてチャートの動きが違うとされています。

東京時間 欧州時間 ニューヨーク時間 オセアニア時間
(ニュージーランド)
夏時間 9:00-15:00 16:00-24:30(0:30) 22:00-29:30(5:30) 6:00-12:45
冬時間 9:00-15:00 17:00-25:30(1:30) 23:00-30:30(6:30) 7:00-13:45
特徴 東京市場が開局後に動く
5・10日で実需で動く
取引参加者が多い
欧州市場開局後に動く
取引参加者が多い
NY市場開局後に動く
取引参加者が少ない
スプレッドが開く(手数料が高い)

つまり、欧州時間とニューヨーク時間が重なっている時間帯がFXの市場参加者が最も多くなる時間帯といえます。

市場参加者が多いということは当然マーケットメーカーである投資ファンドのトレーダーも働いている時間となります。

僕のような羊はあっという間に刈り取られてしまうのです。

市場参加者が少ない時間帯は突発的な事態からのチャート変動が少なくなります。

また、指標発表の時間も市場参加者が多くなります。この時間も避けるべきでしょう。

ポイント②:指標発表や市場開局直後や繁忙時間帯は避ける

過去の歴史(チャート)をすべて織り込むことができる

多くの取引手法は、言語化され本やブログにまとめられています。

多くの場合、強い胆力を必要とするものだったり、膨大な時間を要するものです。

あるいは、積み重なる損失リスクをコントロールし続けるもので、誰にでもできるものではありません。

適切な情報管理と資金管理が必要ということになります。

  1. 解析済みの情報を持っている
  2. 資金を持つことでリスク対策を講じることができる
  3. 資金を持つことでポジション保有時間を伸ばせる
  4. 上記をふまえ、判断を誤らない

僕が確実に持っているのは、「①解析済みの情報を持っている」であり

具体的には

「ポイント①:直感的で且つシンプルな取引ルールとする」を分析するための

情報を持っている点にあります。

ポイント③:過去のチャートでテストを実施しレポートを評価する

さいごに

3つのポイントをご紹介しましたが、裁量取引でも使えることですね。

ただ、僕にはやはり最後の判断を間違えないことは難しいと思って断念しました。

ポイント①:直感的で且つシンプルな取引ルールとする

ポイント②:指標発表や市場開局直後や繁忙時間帯は避ける

ポイント③:過去のチャートでテストを実施しレポートを評価する

また、冒頭に自動売買のメリットを上げましたが、そのまま裏返しで

自動売買のデメリットとなることをご注意ください。

長くなりましたのでデメリットについてはまたの機会に。

ありがとうございます。

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